AM11:45
ピピピッピピピッ------------
少しの仮眠をとっていたハワードの耳に無情なアラーム音が響く。
「ダルい…」
そう発しながらも、高い音をたてる耳障りなアラームを
乱暴に消し朝日に渋い顔をしてみせた…
「あれから、もう一週間…か…」
どうやら彼、ゲイリーはあまり仕事熱心じゃないらしい。
前の担当なんかは用も無いってのに、そりゃ毎日毎日通って来てたってのに…
考えても仕方ないことを長々と考える癖は、どうも抜けないらしい…
それがオレだから、あきらめてはいるものの考えると頭痛が酷く
モチベーションは見る見るうちに下がっていく。
はず…なのだが…
首を傾げ「うーん」とうなる…
頭痛所かモチベーションも下がらないなんて事が
あるとは自分でも意外な様子のハワード。
うなり声を上げて首を傾げるハワードに忍び寄る
くるくるの茶髪…
「仕事、出来てます?」
続く。